第6回 消費税増税の前に知っておこう ~お酒やたばこに含まれる税金、軽減税率~

こんにちは!税理士の脇田みきです。

 

前回の「ふるさと納税」の記事のあと、私もふるさと納税デビューしました!

はじめは「どこに寄付しようかな」と応援先を見ていたのだけど、最終的には大好きなカニの写真たちにノックアウトされ、北海道のずわいがににしてみました。
実際やってみると、これまでやってこなかった自分が残念でなりません…(泣)。

冬に、今年の所得(もうけ)の予想がついたら追加でふるさと納税しようと思います!

 

さて、来年の10月に消費税が10%になりますね。

 

あぁ…平成元年に3%でスタートした消費税、3倍以上にもなっていよいよ10%です。これはインパクト大!

 

まぁまだあと1年半くらいあるわけですが、今日は消費税についてお話してみようと思います。

 

国の税収の「個人所得課税」「法人所得課税」「消費課税」「資産税」のうち、
「消費課税」が一番多くて、約3分の1を占めています。

 

この「消費課税」は、いわゆる8%の消費税だけではなく、
ガソリンに含まれる揮発油税とか、お酒に含まれている酒税とか、たばこに含まれるたばこ税なども含みます。

 

お酒を買うと、消費税だけではなく「酒税」も払っていることになるんですね。

お酒に含まれている税金(消費税+酒税)の割合は、
日本酒…約16%
焼酎…約36%
ウイスキー…約22%
発泡酒…34%
(私の好きな)ビール…約40%

そうかぁ私がビール飲んで払っているお金のうち4割は税金だったのね…。
意外に高額納税者かもしれないなぁ。

ただ、(私にとっては嬉しいけれど)今後、ビールに含まれる税金は段階的に引き下げられ、その代わり発泡酒や第3のビールの税金が引き上げられるので、ビール類の値段も変化がありそうです。

 

そして、もっとすごいのが「たばこ」です。

たばこはね、なんと65%が税金(たばこ税+消費税)なのです。
一箱430円の場合、そのうち277円近くは税金なんですね~
しかも今年の10月から、たばこ税はさらに引き上げられます。
たばこを吸う方は「けっこう税金を納めてるぜ!」と強気でいいかもしれません
(※健康には留意してくださいね)。

 

個人的には嗜好品に多く税金がかかることは仕方ないのかなと思っています。
トイレットペーパーや肉や野菜とは違って、お酒やたばこは嫌なら減らせばいいんですもんね。

いやでもそんなこと言ったら、ネイルとかまつエクとか…「やめればいいじゃん」って言われたら困るから、お酒もたばこも飲み過ぎには気を付けましょうねと、無難なセリフを言って次に進みましょう。

 

似たような理由により、来年10月の増税の際には、「飲食料品と新聞だけは8%のままにしますよ」という「軽減税率」が採用されることになっています。
生活に最低限必要な「飲食料品」は8%のまま、その他のものは10%にっていうことです。

うん、これは納得できますね。
ごはん食べなかったら生きていけないんだから、そこは8%据え置きで、と。

 

でも…、「飲食料品」とは言っても「外食」は贅沢じゃない?外食も8%なの?それはおかしいよね?

 

という声にお応えして、そう、「外食」は含まれません、となっています。

ふむふむ。八百屋さんで買う野菜は8%、レストランで食べるときは10%。これも納得です。

 

さてここで「外食とは?」の定義が問題になります。

「政府広報オンライン」によると、次のようになっています。

うーん、なんだかよく分からなくなってきたぞ。コンビニ弁当は持ち帰りなら8%なんですね~。「お持ち帰りですか?」「はい」と答えて精算したあと、「あ、やっぱりここで食べていこう」とイートインすることになったら…

 

これは、店員さんが販売時点でお客様に意思確認して判断するってなっているので、まぁこの場合はわざわざ2%分追加で払うなんてことはしないのかなぁ…。多分。

 

ホームパーティーのピザ屋の宅配は8%で、おむつは10%…。なんだかちょっと納得しづらい面も出てきましたが、どこかで線を引かなければいけないのだから、こうなったのでしょう。(たまに食べる宅配ピザはすごくおいしいし!)

 

また、「新聞」も軽減税率の対象ですが、「定期購読契約された週2回以上発行される新聞」のみ。なので、コンビニやキヨスクで売っている新聞は10%ですね。電子版新聞も対象外(10%)の予定です。

 

いかがでしたでしょうか?

前回の消費税増税は平成26年4月でした。

(そのときの解説をした動画はこちら。ちょっと面白いのでよろしければご覧ください。

 

そのときは5%から8%への増税だけでしたが、次回は10%への「増税」と「軽減税率」のダブルの改正となるので、お店のレジとか値札とか…色々な混乱が出てくる可能性があります。ご自身でもしっかり知識を得て、何かあったときには対応できるようにしておきたいですね!

 

次回もまた消費税について、今度は「免税」のお話。

「TaxFreeとDutyFreeの違いは?」などお話する予定です。お楽しみに♪♪