不動産会社の担当者を適切に選ぶコツ

こんにちは。

買い方一つで600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満が続く購入準備に特化した不動産コンサルタントの嶌田(しまだ)です。

 

不動産会社選びも大切なんですけど、一番大切なことって担当者選びなんですよね。

会社がいくら適切に教育環境を整えても、社員がそれを吸収していなければ無意味ですものね。

今回は、事例を通してお話してみたいと思います。

 

質問の仕方に気を付けてみる

今回は、とても簡易的なお問い合わせメール


不動産を選ぶ時に失敗しないコツとかありますか?」
友人からもよく聴かれますね、コレ。

これって、実は損をする質問の仕方なんですよね(笑)

 

具体的で完璧な回答が出来る方がいたら、専門家からするとちょっと信用面でコワいなって思っちゃいます。

裏を返して言うと、質問する側が質問の仕方を知ることをオススメします

 

たぶん、何を言われても質問した側は満足しないと思います。
なぜなら、あなたに対して適切な回答を得られないから。

専門家であろうと、あなたではないから、あなたのことは分かりません(笑)

 

例えば、先の質問なら…
何があなたにとって失敗なんでしょうか?

  • 相場より高い。
  • 自分の収入に実は見合っていなかった。
  • 居住スペースが足りない。
  • 収納スペースが足りない。
  • キッチンの高さが自分に合っていない。
  • 契約金の項目に不要なものが見積もられている。

などなど。

これらの価値観は、いや、価値観そのものって、その方のこれまでの過去によって決められていますよね?

価値観が人により違うので、完璧な物件は存在しないということです。
だからこそ、あなた自身を最も初めに伝えることがコツですよ。

 

文字にすると長くなるでしょう。
だから先ほどの一言に付け加えてみましょう。
「お会いできますか?」
「この日時でのご都合はいかがですか?」
そして、自分の話を聞いてもらうことに、時間を割いていただきましょう。

 

裏話を一つ。
賃貸なら特にですが、来店から20~30分で物件案内に連れ出すことを目安にするよう指導している会社が大半です。

 

相手の手の内を知ったうえで接客を受ける事も有効ですよ。
いろいろと担当者のことが見えてきますから。

 

接客される価値を感じられるか

物件検索して、図面見せて、物件見せて申し込みもらって、契約業務をする。
これだけなら、わざわざ担当者なんかいなくてもネットだけで十分ではないですか?

 

実際にそういった会社もありますよね。
仲介手数料が安いとか不要とか。

 

『やったー!仲介手数料が安い!』って一見メリットがありそうにも見えますが、不動産仲介会社で働いていた身としては、その類の会社はオススメしません。

 

もし仮に無事に契約するに至ったとしても、その後にもし不動産のトラブルがあったとしたら、そういった会社を使った方自己責任のレベルですね。

知らなかったとかの問題ではなく、仲介手数料の割り引きや不要のメリットを選んだわけですから。

安いのは、安いなりの理由があるわけです。

 

こういう話は不動産業界だけの話ではありません。
生命保険業界でも、ネットだけで申し込みも手続きも完了する会社の業績不振続きが去年大きなニュースとして取り上げられていましたね。

 

さてさて、話しを戻しましょう。

今回のお客様は、今回の転居にはいろいろな事情と想いがあるご様子。

問い合わせをしたくなった理由、不安ごとを聞いてみました。

 

お会いしてご本人のお話をよく聴いてみると、本当に複雑な想いと決意や動機がありました。

こういう方からのご相談こそ、仕事として燃えるモノがありますね。

 

今回のお客様は、趣味のコレクション多く、収納スペースへのこだわりが強い方でした。
なかなか良さそうな物件が見当たらない。
こちらが立てば、あちらが立たずという・・・

知識欲も強い方でしたので、いろいろな細かな専門的な用語や基準値、豆知識もお話ししました。

 

特殊な物件を求める場合に、知っておくべきこと、覚悟しておくことってあります。
独身ならば、特にです。

 

感想が本当に嬉しかったですね。

「そっか・・・部屋を決めるって、自分のこれからの生き方を考えることなんだぁ。」

「結局は、俺自身なんですね!」

「考えなきゃいけないこと、ホントは沢山あるんだぁ。」

「部屋探しのイメージが変わっちゃったなぁ。」

「なんか、いろいろと分かりました。」

すごくスッキリとした表情。
見ているこっちが救われる想いになりました。

大袈裟でもなんでもなく、本当にそういうことなんです。

誰にでも当てはまる物件選びはないです。
あるのは、お客様の今とこれからです。

物件を見る = 自分と住まいの相性
相性 = 価値を感じられる組み合わせ

価値観は過去と言いました。
価値は、今現在と未来に掛けて意味を成す物事。

 

住まい探しって、それを知るためのものでもあるんです。

だから、物件というのは、きちんとしたモノの見方がわかれば、一生もののスキルになります。
それ以降の物件探しでも、ずっと使える知識と視点なんですから。

 

仕事が真っ当で、きちんとした接客対応をされる方々は、この点が共通してレベルが高く、皆さん意識して仕事に取り組んでいます。

ここに、不動産業界も建設業界も価値を感じられるかを見定めてみてください。

いかがでしたでしょうか?
適切な担当者を選ぶコツ。

まずは、自分の発信の仕方。
そして、相手の受け方、返してきた内容で感じるもの。

 

これらが、その先の暮らし方や住まいの選び方をステップアップさせてくれているかを判断基準にしてみると、同じ物件でも活かし方が変わり充実した暮らしになるものです。