2020年に向けてアップルがVR/AR両対応ヘッドセットを開発中

※訳注:この記事は、記事投稿サイトMediumに4/30に投稿された記事を翻訳したものです。

 

T288というコードネームのそのヘッドセットは、両目に8Kのディスプレイを搭載予定。

 

アップルはiPhoneに次いでユーザーが夢中になれるような製品を追求しており、現在ヘッドセットを開発中だ。

アップルはARとVRが起動できる高度なヘッドセットを2020年に発売予定であると、CNETが初めて報道した。

 

アップルがAR-VRにおいてFacebookを凌ぐだろうと、誰が想像しただろうか。

そのヘッドセットはARとVR、2つの技術に適応していて、アップル独自のチップが使用されている。これはたったの2年後、2020年リリースを計画している。

 

これはアップルがVRに関心を寄せていることの大きな現れであり、次世代の家庭用デバイスへの可能性への約束を示している。

 

 

アップルのCEOティム・クックは、ユーザーがよりリアリティを感じられるという点でARにより大きな可能性を見出していると発言している。

 

T288というコードネームが付けられたそのヘッドセットは両目に8Kのディスプレイが搭載されており、現在最新の4Kのヘッドセットよりも高い解像度が特徴だ。

 

CNETの詳細なレポートは、噂をより具体的で将来性があるものにしている。

それぞれの目に8Kのディスプレイが付いたそのヘッドセットの将来性により ーなんといっても現在の最高品質のテレビよりも高い解像度なのだー パソコンやスマートフォンから解放されるかもしれないのだ!

 

あなたがVRやAR、また過去数十年において信じていたものから生まれた、輝きを失った技術たちについてどう考えていようとも、これは非常に興味深いことだ。

 

モバイルと、単なるiPhoneの会社を超えて

 

開発者用のARリソースキットである、アップルのARKitを好きな人は多いだろう。またそれはARのイノベーションに大きく寄与しており、それによりアップルはVRよりもARを好んでいるという意見も多い。

 

ファーウェイやサムスンの攻勢によりスマートフォン市場は世界的に飽和状態を迎えているため、現在会社にとって最大の商品であり近年注力を続けてきたiPhoneを超越するべく著しい進歩を遂げることは、アップルにとって非常に重大なミッションなのだ。

 

 

主要な家電会社が製造するヘッドセットの中で、ARとVR両方に対応した初めてのヘッドセット。

 

アップルはいつの日か、OculusHTCのような現在のVRの先駆者たちの先を行く存在になるのだろうか?

アップルがどれほどVRに精通しようとも、それは何とも言い難いだろう。

 

それがMagic Leap社の製品Alexaを搭載したスマートグラスの普及に匹敵するようになったらどうだろう?

この点において私達はSnap社のカメラメガネ「Spectacles」がハイテクな製品でないことは認めなければいけないだろう。

 

スタートアップであるPimax社がKickstarterを通じて初の8KのVRヘッドセットのための資金調達に成功したが、いまだに製品を資金提供者に渡せていないということも、覚えておいたほうがいいだろう。

 

それと比べて、流通している最新の高性能VRヘッドセットであるHTC社のVive Proは、2880 × 1600の解像度がある。このサイト(※訳注:Mediumのこと)の解像度が8000だ。

 

これは私達がAR、ひいてはVRを体験する上でパラダイムシフトのようなものだ。そしてそのとんでもなくハイレゾなスクリーンに加えて、そのヘッドセットはワイヤレスなのだ!

 

話題になっているアップルのヘッドセットはGoogleのDaydream ViewやサムスンのGear VRなどのように起動するためにPCに繋いだりスマートフォンを必要としないため、この10年間私達がアップルから出ることを待ち続けていた、独立した製品となる。

 

アップルウォッチと同じくらいクールだが、確実に2018年に発売される次の製品ではないだろう。

 

 

発売を心待ちにしている消費者のために、アップルは私達を良い意味で驚かせるべきだ!アップルはヘッドセットを2020年に発売すると報道されているが、これまでのアップル製品の発売延期から考えてみると、この新製品にも発売延期や在庫不足が予想される。

彼らは正しく予測をしないだろうし、価格は確実に引き上げられるだろう。

 

CNETによると:

次のホットな技術トレンドと謳われるやいなや、FacebookのOculusやGoogle、サムスンなどの会社から多大な投資を受けているにもかかわらずVRは消費者の志向を捉えることに失敗した。

 

これは実に控えめな表現だ。Amazonが一番成長するにつれて、Facebookは映像、音楽とVRをある意味で失った。

 

アップルは自身の信頼に値する本当の収益構造が本当に信用できるものであり、その最大の問題に対処できるのかどうかを決める必要があるため、売上が伸び悩むiPhoneXを切り捨てるかもしれない。

少なくとも私達は、彼らが真剣にやろうとしていることを知っているのだ!

 

アップルのヘッドセットは高速でショートレンジのワイヤレス技術を使用した専用ボックスに接続される。FacebookもVRとARのヘッドセットをコンピューティングとコミュニケーションの未来として捉えている。しかしGoogleはこれまでの動向を継続する姿勢を見せている。

 

CCS Insightの報道によると、消費者は今年2,200万個のVRとARのヘッドセットを購入するとされている。スマートスピーカーと比べるとこの数はかなり多い。

 

なので私達は2020年代初めには、あらゆる場所に普及しつつあるARとVR、スマートスピーカー、スマートスクリーンなどに囲まれて、AIによって分岐された世界で生活しているかもしれない。

 

そのヘッドセットは周辺を検知するカメラを内蔵し、60GHzのWiGigと呼ばれる高速のワイヤレス技術を用いて専用ボックスに接続されるといわれている。そのボックスはアップルが所有する5ナノメーターのプロセッサによって起動する。(The Verge(※訳注:アメリカのニュースサイト))

 

このプロジェクトがiPhoneXやHomePodのような見世物ではなく、消費者がより良い恩恵を受けられるものになることを祈るばかりだ。